コンパクトシティ×農業法人

少子高齢化、人口減少社会の日本は高齢者の割合が多くなることで社会保障費等がかさみ、財政を圧迫、行政サービスの低下と日本人全体の貧困化に拍車をかけるとして、いろいろな改善策が挙げられているかと思います。

・1億総活躍社会
・女性の活躍推進
・介護離職者抑制
・定年延長
・地方創生
・公的年金削減
・医療費抑制
・確定拠出年金
・働き方改革
・金融政策、成長戦略
etc..

数ある政策のなかでも私はとりわけコンパクトシティに高い関心と期待感を持っています。

↓wikipediaより
コンパクトシティとは、都市的土地利用の郊外への拡大を抑制すると同時に中心市街地の活性化が図られた、生活に必要な諸機能が近接した効率的で持続可能な都市、もしくはそれを目指した都市政策のことである。

コンパクトシティの特徴

コンパクトシティは居住地を小さくまとめ、そこに商業施設や、医療機関、福祉施設、交通など生活に必要な施設を集めることで無駄な移動を減らし、地域の活性化を図ることができるとされます。

また、居住地の外はこれまでのような広範なインフラ(電気、ガス、上下水道、道路、ネット、郵便など)が不要になるため、財政改善に役立ちます。

これから人口減少がますます進み、特に地方は若者が離れ老人ばかりという地域がますます増えていきます。孤独死の問題もあります。

それなら小さくまとまって、みんなで楽しくワイワイやるほうが良い、という考えに賛同する方も増えるでしょう。コンパクトシティの居住地に移ってくれた世帯には助成金のような金銭的インセンティブもありえます。

コンパクトシティ×農業法人

地方でのコンパクトシティにおいては働く生きがいもあると、いっそう魅力が増すのではないかと考えています。

移り住んだはいいが、ただ生活するだけでは新しいコミュニティになじめないという方もいるでしょう。そこで、仕事を通じることで生まれる生きがいというのもあると思うのです。

単に広範な地域社会をコンパクトにまとめるだけではなく、働く場も用意できれば良いと思います。

たとえばコンパクトシティの住民たちでその地域の特産物や、圧倒的な生産性をもった作物などをつくることができれば、老後少ない年金以外の収入にもなり得ます。

日本は人口減少社会ですが、世界はまだまだ人口が増えていくフェーズです。食料不足は現状よりも深刻になるという予測もあります。大量に生産することができれば、輸出し稼ぐこともできるでしょう。

食料を生産することは自分たちのためにもなります。自給自足に近い形ができれば、仮にハイパーインフレなどでお金の価値が激減しても、食べていくことに困らなくなります。

農業はこれまで生産性が低いまま手をつけられていなかった分、改善の余地は大いにあります。昨今、農業ベンチャーがたくさん産まれているように、IT活用や新規参入者によりノウハウの横展開が広がれば、素人でも初年度から十分な生産ができるようになるでしょう。

老後の年金が少なくても働き口があるから大丈夫
広範なインフラコストが抑制される分、医療や行政サービスも十分受けられる
仕事も通じた活気あるコミュニティと生きがい

各地方ごとにそんなコンパクトシティが点在すれば、日本はまだまだ魅力を維持・拡大できるように思うのです。

ただし、青森市のように失敗例もあるようなので、まずは小さく特区をつくり試験的に効果を検証するなど、そういう始め方が良いと思われます。



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