個人型確定拠出年金 国際債券を選ぶ(SBI証券)


国際債券、外国債券、海外債券・・・
どれが正しい?
どれでもよいのか、なにか定義があるのか分からないが、SBI証券では「国際債券」とカテゴライズしているよう。略して呼ぶなら「ガイサイ」が一番しっくりくる。
「国際債券」→「コクサイ」? 何のことかきっと通じない。
「海外債券」→「カイサイ」?

どうでもいいか。

SBI証券の確定拠出年金では、国際債券は6本あり、うちインデックス型は4本。
債券とは借金であり、貸した金に対する金利が利益の柱になる。
また、国際債券は為替の影響も結構大きい。国際株式もだが、5~7割は為替の影響と言われる。

昨今、先進国の金利はほとんどないに等しく、新興国の債券も検討した方がいいのかどうか。
直近のニュースではアメリカの利上げが緩やかになると言われているが、それでも日本に比べて利上げ基調だとすれば緩やかに円安になる要因になるわけで、購買力平価からみてもおそらく105円~110円あたりが妥当じゃないかと大和総研チーフエコノミストの熊谷さんがWBSで言っていた。
wbs熊谷

※購買力平価とはまったく同じ物なら日本でも外国でも同じ値段で買えるだろうという理屈。

あたるかどうかは分かりませんが、2008年のような急激な円高にはならない方が日本経済のためには良いのでしょう。

これから長期積立投資を始めるにあたっては、1~2年で元をとる考えではなく、10年後以上先に元が取れるようになれば良いという考え方なので、下落している資産を買い続けることは個別元本を低く抑えられ、3~5年後以降プラスになりやすいという考え方が良いのでしょう。

その意味では為替がこの1~2年で80円台になろうが構わない、というか、その後2009年から2015年頃までのように世界経済が回復するなら、いま経済が落ち込んだ方がむしろ良いと考えたほうがいいのかもしれない(回復するならば)。

今回も、「インデックス型」「信託報酬の低いもの」という観点で以下3つ比較検討したいと思います。

三井住友・DC外国債券インデックス(0.2268%)

▼投資方針
シティ世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース)をベ ンチマークとし、これからの乖離を平均的に抑えていく運用を目指しま す。
〇純資産総額  488億円(2016.4.28)
〇決算  年1回(3/31)
〇設定日/信託期間  2002.4.1~無期限
〇収益分配  自動再投資
〇過去1年収益率-6.65% 過去3年収益率4.12%
通貨構成比smam外債

EXE-i先進国債券ファンド(0.4304%)

▼投資方針
本ファンドは先進国(日本を含む)の債券市場の値動きと 同等の投資成果をめざします。参考指標は、シティグルー プ世界 BIG 債券インデックス(円換算ベース)とします。
〇純資産総額  13億円(2016.4.28)
〇決算  年1回(5/12)
〇設定日/信託期間  2013.5.13~無期限
〇収益分配  自動再投資
〇過去1年収益率-5.16%
exeib

三菱UFJDC新興国債券ファンド(0.5616%)

▼投資方針
新興国債券インデックスマザーファンド受益証券への投資 を通じて、主として新興国の現地通貨建ての公社債に実質 的な投資を行い、JPモルガンGBI-EMグローバル・ダイ バーシファイド(円換算ベース)に連動する投資成果をめざ して運用を行います。
〇純資産総額  20億円(2016.4.28)
〇決算  年1回(1/26)
〇設定日/信託期間  2010.10.29~無期限
〇収益分配  自動再投資
〇過去1年収益率-12.51% 過去3年収益率-4.88%
mu新興国b

三井住友DC外国債券は、世界の債券の平均値に連動するとのことで、アメリカ、ヨーロッパ圏の通貨が大半を占める。外国債券の魅力は、そもそも日本に比べ高金利であるアドバンテージに投資できることだったはずだが、先進国はマイナス金利~1%台の金利というと、為替リスクのみが際立ち、本来の外債投資の魅力が薄れているように感じる。

金利が5%程度でもあれば仮に為替で損をしたとしても金利がカバーし、長期的にプラスになる確率が高まっていく。

ただ、外国債券インデックスはベーシックな投資戦略のひとつなので入れておく。シティ世界国債インデックスは先進国のみならず、その割合に応じて新興国も入っているので若干の利回り期待もできる。投資割合はよく考えることにする。

10年国債利回り(2016.6)
・日本 -0.15%程
・アメリカ 1.5%程
・ヨーロッパ 0~1%台

EXE-i先進国債券ファンドは、上記の理由からパスしておこう。

三菱UFJDC新興国債券ファンドは、海外の高金利を享受する外債の主旨にはかなうのかもしれない。ただし新興国はインフレ率も高いため、実質的な金利メリットはそこまでではない、という理屈もあるらしい。

10年国債利回り(2016.6)
・ブラジル 12.685%
・メキシコ 6.078%
・インドネシア 7.66%
・ポーランド 1.50%
・南アフリカ 9.135%

それなりにリスクはあるが、一定割合選択しても良いのかもしれない。

外債は三井住友DC外債と、三菱UFJ新興国債券を選ぶか。

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