【ケーススタディ】ライフプラン表をつくって住宅購入を検討する


住宅購入は人生の一大イベント。ぜったいに失敗したくないものです。

住宅を購入すると次のようなリスクがあるかと思います(私が思うだけで一般論ではない)。
・住宅ローンを返済できなくなるリスク
・価格下落リスク(言い換えれば、高値づかみリスク。売りたいときに売りづらい。)
・転勤リスク(賃貸にだせればまだいいが・・)
・災害リスク(火災、地震、津波など)
・近隣トラブルリスク(購入したら簡単に引っ越せない)
・間取り失敗リスク(予定より家族が増えちゃった、など)
etc…

それでもやはり夢のマイホームです。できるだけリスクを軽減して購入を検討したいものです。

このサイトで提供しているライフプラン表では上記のうち「住宅ローンを返済できなくなるリスク」を軽減する効果があるかと思います。住宅以外にかかる、基本生活費、子どもの教育費、老後資金、資産運用なども含めた収支バランスや収支推移予測を見える化することができます。

副次的には、将来を見通すことにより適切なタイミングで購入を検討出来たり、リスク管理を考えるうえで適切な保険に加入できたり、購入可能額を把握することで満足する住宅購入が可能になることも考えられます。

住宅購入のために住宅ローンを利用する際、一般的には年収の5~6倍までと言われたり、年間返済額は2割程度までなどの目安がありますが、実際には個々に事情が異なるのでエクセルなどでライフプランをつくるとより良い住宅購入につながるものと思います。

ケーススタディ 住宅購入のライフプラン表をつくってみる

たとえばの例でライフプラン表をつくり、いくらまでの住宅購入が可能か検証してみたいと思います。

▼前提条件
〇夫=会社員35歳、年収550万円(手取り450万円)
〇妻=育児のため専業主婦35歳
〇子=3歳と1歳
〇教育費=私立幼稚園、小学校~中学校は公立、高校・大学は私立
〇自動車=1台所有、5年後から9年ごとに買換え(200万円ずつ)
〇住宅=現在は賃貸
〇貯金=800万円
〇住宅購入にあたって親の援助=500万円

↓まずは基本情報、家族構成など入力します。グレーのボタンを押すとライフプラン表が「90歳まで」に自動調整されます。
基本20160728

↓退職金や年金等を適当に入力します。年金額の試算もできます。
退職金20160728

↓住宅ローン、維持費などを試算します。
いったん、借入2500万円、返済期間35年とします。
(当初5年間は金利0.6%、次の10年間は1.0%、最後の20年間は1.5%として)
修繕、管理などの維持費は少しずつ上げていきます。固定資産税は長期的には下がるかもしれませんが、老朽化に伴い修繕費は上がっていきます。
住宅ローン試算20160728

↓基本生活費や、さきほど試算した住宅費を入力します。
住宅費など20160728

↓子どもの教育費を入力します。子どもの生年月日を入れると自動で20XX年からとでます。表示された20XX年が実態と異なる場合は右の「年調整」にてプラスマイナス調整ください。
教育費20160728

↓保険料、自動車に関する情報を入力します。
自動車等20160728

↓ほかに何もなければ最下部のボタンを押すか、シートのCF表へ移動します。
最下部20160728

↓こんなライフプラン表ができました。
CF20160728

夫が現役時代は年間収支がおおよそプラスで推移して、子ども二人が大学に行く頃は経済的に厳しく、子ども独立後は少し余裕が出て、老後は貯蓄を取り崩し、90歳にはマイナス1000万円超というシミュレーションです。

住宅費としては、頭金500万円、借入2500万円、親からの援助500万円で、合計3500万円の予算(諸費用等込)となります。

健全なライフプランをつくるためには90歳時点でのマイナスをプラスに変える必要があります。

具体的な対策はたとえば、
・妻が収入を得る(例:年60万円×20年=1200万円)→これだけでも解消できます。
・節約する(例:年10万円×55年=550万円)
・住宅費の予算を減らす
・資産運用を取り入れる
etc…

逆に、住宅の予算を上げたい場合はその分収入を増やすか、他の何かを削減するなど検討します。

あとは対策ではないかもしれませんが、親からの相続というのも人によってはあるでしょう。

このツールでは色々なパターンをシミュレーションできますし、一度つくったライフプラン表を毎年実態に合わせて少しずつ見直すなどの使い方もできます。

ライフプラン表をつくってみて、もし何か分からないことなどあれば、この記事のコメント欄か、お問い合わせからご連絡ください。簡単に回答できるものなら回答したいと思います(ブログ記事を通しての回答になるかもしれません)。



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