財物損害が生じた際、保険金査定前に先に修理を進めてもいいですか?

罹災 修理
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保険事故の際、先に修理を進めてもよいのかどうか

火災保険などの損害保険に加入していて、火災事故や風災事故などが起きた場合、代理店や保険会社へまずは事故報告をすることになります。

保険金支払査定にあたっては、
・事故報告書(事故日、事故原因、損害状況など)
・写真
・修理見積り
少なくともこのあたりを提出し、保険会社に保険金査定を依頼します。

支払保険金額の回答については単純で分かりやすい事故であれば、早ければ2~3日以内に回答が来ますが、高額な事故だったり、複雑な事故だったり、保険会社が多忙な時などは、支払保険金の回答までに時間を要します。

顧客側としては、代替品がない場合などできれば早く修理したいという事情もありますので、
「先に修理進めてもいいですか?」というご質問をよく受けます。

先に修理を進めてもよいかどうかは以下のような考え方に基づいて判断いただくのがよいでしょう。

先に修理を進めてもよい場合

保険金査定前に修理を進める場合のリスクは、保険が支払われない可能性があることと、修理代よりも支払保険金が少なくなる可能性があるということです。

保険金支払対象かどうかは保険会社からすぐに回答をもらえるので、まずは、その点だけでも確認しておきましょう

また、修理見積について、修理業者としては、その時の事情で見積を作成すると思いますが、保険会社としては部材や人件費の一般的な単価を確認し、それを大きく超えるような金額については容認せず、減額認定、ということになってしまいます。

顧客側としてそれでも構わないということでしたら、先に修理を進めてもよいでしょう。

 

支払保険金額の回答まで修理開始を待てる場合

保険会社からの支払保険金額の回答を待ってから修理をスタートする場合、金額交渉があり得ることを念頭に置いておくとよいでしょう。

修理見積通りに支払保険金額の認定されていたり、その差額について顧客側が承服できるレベルであれば問題ないのですが、減額認定されている場合、その理由を確認し、保険会社が間違っていれば、保険会社へ再検討を依頼することになりますし、業者の見積単価が高ければ、業者に単価引き下げを依頼することも検討してみましょう。

いずれかが譲歩し、差額が解消できるケースがよくあります。

もし、代理店を通じて保険に加入している場合は、「顧客への保険金請求アドバイス」も代理店の役割の一つですので、代理店によく相談してみるとよいでしょう。

 


(注)記載のある各保険については一般的な内容の説明です。個別具体的な保険契約内容についてはパンフレットや重要事項説明書、約款等をご確認いただくか、保険代理店または保険会社へお問い合わせください。


 

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