【無料ダウンロード】1年間の家計簿はエクセルA4・1枚だけでOK!

目次

家計簿の目的は”記録”ではない、”計画的に資産を増やすこと”

あなたは家計簿にどんなイメージをお持ちですか?

「レシートをもとに項目を分けて記録」「毎月の収支を確認」「一喜一憂しながら改善点を探す」・・・

ちょっと面倒、なかなか続かないという方が多いかもしれません。

今は、レシートをスマホで撮って自動で仕分け、自動で管理してくれる便利な家計簿アプリもありますが、情報漏えいが絶対にないとも言えないのでなんだか怖いという方もいると思います。

そもそも、家計簿をつける目的って何でしょうか?

・記録を見ること→そこから何か改善点を探す?
・過去の支出や世間一般的な支出と比較してどうか確認すること?

その前に家計簿には「本来の目的」があると思っています。

それは、計画的に資産を増やす(貯蓄を増やす)こと

たとえば、
・老後もお金が残るような家計体質をつくること
・子供に受けさせたい教育を受けさせることができる予算を確保すること
・希望の住宅に住めるようになること

など

将来の目的のために計画的に必要な貯金ができるようになることが、家計簿をつける本来の目的ではないでしょうか。

1.実現したいライフプランがあって、

2.そのための家計収支をつくっていく。

生涯の収支がプラスになるようだったら、人(平均値)と比べたり、過去と比べる必要はなくて、小遣い、無駄遣いが多く感じても構わないんです。

大きな目的・長期的な目標から逆算して現状把握し、理想の状態でない場合、今どんな対策をするのか考えることが大切ですね。

計画的な貯金のために1年間の家計簿はエクセルA4・1枚でOK

家計収支は月単位で見ると突発的なプラスマイナスがあるもの。

たとえば、「ボーナス月」「児童手当」「住宅ローンのボーナス月」「家具家電の購入」「旅行・帰省」「冠婚葬祭」「固定資産税」「車検」・・・などなど

月単位で家計簿をつけるだけではこれで良いのかの全体感がつかめず、モヤモヤ感が残ることもあるのではないでしょうか?

だから、全体的な家計収支が適正かどうかは、1年単位で見える化しつつ、サイズはA4・1枚程度に収めると良いと思っています。一覧表として眺められること(じっくり考えられること)が重要だと思います。

▼1年間の家計簿(年間収支)の例

(現金で何を買ったか細かい記録は不要!)

(手取収入と支出を入力、口座残高と合わせるだけ!手元の現金は細かいので数えない!)

ちなみに1年の家計簿のスタートは1月がおススメです(個人の年収が1~12月区切りのため)。

こんな感じで1年間の収支をA4・1枚程度にまとめると、一覧化できて思考が整理しやすくなります。

家計簿は「残高主義」と「予算/実績方式」で

希望するライフプランを実現するために、長期的な視点をもち、以下のようなコンセプトで家計簿をつけるのはいかがでしょうか。

支出主義でなく、残高主義
・成り行きでなく、予算/実績方式

「残高主義」として管理する対象は銀行口座のみなので、細かな現金支出は記録不要です

そうすればレシートを取っておく必要もありませんし、毎日つけなくてもまったく問題なし。慣れれば月末など月に1回10分くらいで有意義な家計管理ができるようになります。

現金支出分は作成した予算をもとに1か月分まとめて引き出し、その範囲で生活するだけ。

予算外の支出はなるべく行わず(追加で引き出さない)、できるだけ次月以降にまわします。

「予算/実績方式」では、予め月ごとの年間収支予算を立てて、12月末に残る金融資産残高を予測します。

ここで算出された年間貯蓄予定額は、可能なら適切な金融商品を活用し、「給与天引き」や「口座振替」などで自動的に貯まるように設定します(自分で貯蓄用の普通預金口座へ毎月移すでもOK)。投資額をいつでも変更できたり、いざとなれば現金化可能なNISAの使い勝手がよいと思います。

そして、毎月その予算と照らし実際の支出を記録、口座残高と整合させていく作業を行います。会社の予算/実績をつくる感覚なのでおそらく会社員の方には馴染みやすいやり方ではないでしょうか。

口座振替はある程度支出額が決まっているので予定が立てやすいと思います。

クレジットカード支出は毎月の明細をまとめて転記すればOKです。

STEP
予め月ごとの年間収支予算を立てる

年末などに次の1年間の「収入」と「支出」について月ごとに予測を立てます。エクセルで作成するとよいでしょう。

STEP
積立投資等を活用して自動的に資産形成

NISAやiDeCoを活用して自動的に資産形成できるようにする。

STEP
毎月の現金支出は予算をもとに1回だけ引き出す

予定外の現金支出はなるべく翌月以降にまわす。

STEP
毎月の収支を残高ベースでチェック

これで、概ね計画的に必要な貯金ができて、年間収支をA4・1枚で把握することができるようになります。

▼A4・1枚でできるエクセル家計簿は「自分でつくれるエクセル・ライフプラン表」のなかでお使いいただけます。

【登録不要・無料ダウンロード】自分でつくれるエクセル・ライフプラン表

※PCでお使いください。スマホ・タブレットでも使えますが、一部機能が制限されています。
※Googleスプレッドシートでも使えます。

A4・1枚でできるエクセル家計簿の使い方例

①まず、支出項目を自由に設定します。
左の数字は以下のように設定します。
 1.基本生活費
 2.住宅費
 3.教育費
 4.保険
 5.車
 6.積立投資
②決済手段を設定します。
③月ごとに1年分の予算を立てて、 毎月実績を入力します。

④月ごとに1年分の手取り収入額の予想を入力、毎月実績を入力します。
⑤毎月の収支と金融資産残高が計算されます。
⑥実際の残高を入力します。
⑦計算が合っていれば”0″になるはず。”0″にならない場合は、支出か収入に何か見落としがあります。見落としを見つけて修正するか、使途不明金または不明収入などで処理し”0″にしましょう。

継続してこの家計簿をつけていくと、だんだん精度が高まり家計コントロール力がついていきます。

年間収支とライフプランを関連付ける

1年間の家計簿(年間収支)が把握できると、来年以降の収支予測精度も上がります。

実際に、年間収支の予算を立てて実績を記録していくと、1年目は抜けや漏れがあり、収支にバラつきがでますが、2年目以降は前年の実績を基に年間収支予算を立てるので精度が上がります。

精度が上がると家計管理力がアップしていくのが実感できるかもしれません。

また、エクセルファイルの良いところは、コピーができることです。

前年実績をコピーすれば、今年の予算を立てるのがとてもラクですし、抜け漏れが少なくなり精度の高い予測ができるようになります。これが紙の家計簿だと写すのに時間がかかりますね。

そして、把握できた年間収支をもとにしてライフプラン表に落とし込みます。

これで、より精度の高いライフプランができ、実現したいライフプランを実現させるにはどうすれば良いかが見えてきます。そして、長期的な課題が見つかれば事前に適切な対策を立てやすくなります。

人は「重要でも緊急性のないもの」を後回しにしがちです。

これまでのような家計簿記録に疲れ果てず、あまり時間をかけないで、
精度の高い年間収支の作成→ライフプランの実現
そういう視点で「家計簿」をつけてみてはいかがでしょうか?

▼A4・1枚でできるエクセル家計簿は「自分でつくれるエクセル・ライフプラン表」のなかでお使いいただけます。

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コメント

コメント一覧 (3件)

  • Excelをダウンロードすると「自分でつくれるエクセル・ライフプラン表ver.1.59(使用期限2023.11.30)」というファイル名になっています。
    2023.11.30を過ぎるとどうなるのでしょうか?
    作ったデータなどが消えて、使えなくなるのでしょうか?

    • CF表シートに記載のとおり、つくったデータは閲覧できなくなります。ずっと使い続けるのであれば有料版のご購入を検討ください。もしココナラ未登録でしたら招待コード「5PQX3」を入れてユーザー登録すると、1000ptがもらえるので実質ほぼ無料になります。

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