住宅ローンは何年で組めばよいのか

住宅ローンは多くの場合、何十年と長期にわたって返済していくことになります。

住宅ローンは一般的に、最長35年まで返済期間を設定することができますが、定年までを一つの目安とすると、今の年齢によって何年返済にすれば良いか迷うこともあると思います。

たとえば40歳で住宅購入して35年ローンにすると、繰上返済を考慮しなければ、返済完了が75歳になってしまいます。75歳まで一定の給与で働ける会社は少ないと思いますので、40歳を過ぎて35年ローンというのはちょっと厳しいかもしれません。

ただし、ローンの期間を短くすればそれだけ月々の返済額も上がってしまいます。そのあたりのバランスをよく考えなくてはなりませんね。

・住宅ローン返済額は生活を圧迫しすぎないか
・退職金で一括繰上返済できそうか
・総返済額の違いはどうか

こういった観点で住宅ローンを何年返済にするか検討してみると良いと思います。

そのためには、住宅費のみならず、「子供の教育費」「配偶者の収入」「自動車」「その他生活費」も併せてシミュレーションをしてみると、より納得感のある住宅ローンプランができるのかなと思います。

▼借入額4000万円、2.0%固定の場合

月返済額年間返済額総返済額
20年202,353円243万円4856万円
25年169,541円203万円5086万円
30年147,847円177万円5323万円
35年132,505円159万円5565万円

同じ4000万円を借りるにしても、20年返済と35年返済では、総返済額が700万円以上も違いますね!

住宅ローンは無理のない範囲で短く借りるか、長く借りても途中で繰上返済をして早めに終わらせるつもりで考えた方が無駄な利息を払わなくて済みますね。

ライフプラン表をつくってみる

住宅ローンを何年に設定するか検討にあたってはライフプラン表の作成が有効です。

収入推移、支出推移を1年毎に見える化すると住宅ローンの返済に無理がないか等、検討がしやすくなります。

色々と数字を入れ替えながら、自分たちの生活スタイルにフィットするプランができると良いですね!

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