世帯当たりの生命保険料は平均いくらぐらい払っているのか?

2019年12月生命保険文化センター発行の『生活保障に関する調査』によれば、共済等や個人年金も含めた生命保険の一世帯あたりの年間払込保険料は38.2万円(月額にすれば3.2万円弱)とのこと。
(なお、この調査は全国で3983の有効回答を基にされています)

世帯年間払込保険料

12年前の平成18年(2006年)の52.6万円に比べて14万円程下落しており、これはおそらく以下のような理由が考えられます。

・過去、予定利率が高かった時代の個人年金の払込が終わった
・貯蓄系の生命保険の魅力がなくなった
・保険ショップが台頭し保険比較が浸透、保険料の低廉化が進んでいる

10年国債金利推移
↑生命保険の予定利率もその時の金利情勢に影響されますので、個人年金や学資保険など近年は貯蓄系の生保の魅力が薄れています。

低金利が続いておりますので、保険は合理的に「掛け捨て」を選択、貯蓄は「投資信託やイデコ(iDeCo/個人型確定拠出年金)」を利用、という流れになっているのでしょう。

年代別に見ると、
20代は23.3万円
30代は29.8~38.0万円
40代は34.5~42.7万円
50代は48.3~45.3万円
60代は43.9~33.8万円
70代は29.9~35.3万円
となっています。

80代、90代でも生命保険料を払い続けている、というのがすごいと思ってしまいますが、終身保険の終身払いか、医療保険の終身払い、ということでしょうか。解約し忘れとか、本当に必要な保障になっているかどうかは疑問が生じるところです。

生命保険は、本来、家計を担う方が亡くなった場合にその後の生活費の補てんという役割ですので、理屈でいえば子供が小さい30代前半の保険料が高くても良いと思うのですが、上記の表では50代または60代前半の保険料が最も高くなっています。

もし、今後も低金利が続くようなら、生命保険料の低廉化および合理化が進み、傾向の変化が表れてくるかもしれませんね。


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