自動車保険の車両保険金が、即日払い!?

車両保険
 東京海上ホールディングスは2020年にも自動車保険の保険金を最短で即日に払えるシステムの導入をめざす。米保険スタートアップ企業に出資し、人工知能(AI)を使うデータ分析技術を獲得。車の損傷確認など手続きを契約者がスマートフォン(スマホ)で完結できる環境を整え、保険金の申請から支払いまでの期間を従来の2~3週間から大幅に縮める。
(2018.7.23日経新聞)

これは画期的。

複数の保険会社を取扱う代理店として、日々保険会社のシステムを使うのですが、いつもイマイチ使いづらいなぁと感じることが多いので、AIなんてまだまだ実用的でないと思っていました。

アメリカの「メトロマイル」という新興保険会社ではすでに「Ava」というAIシステムをつかって、単純な車両単独損害であれば人を介さず、保険金支払いまで即日実行しているとのことです。

相手のある事故はまだ対応できないし、Avaで判断できない単独事故もあるようですが、保険会社にとって車両単独事故は、自動車事故全体の約4割程とも言われるので、これらが人を介さず処理できるようになったら、だいぶ人員の削減ができてしまいますね。

しかも、通常、日本の保険会社では支払手続きから2営業日後に着金、というのが多いので、即日払ができるとすれば、さらに1ステップ、ショートカットするイメージです。

個人の感覚ですが、AIとか働き方改革だとか言われはじめてから、保険会社の事故担当部門の対応が早くなっているような気がしています。AIの進化によりなくなる仕事のひとつに「保険会社の保険金支払部門」というのもありましたので、彼らも危機感を感じているのかもしれません。

東京海上HDでは、まずはダイレクト系自動車保険のイーデザイン損保で2020年頃に実証実験をスタートして、上手くいけば、東京海上日動本体にも導入する算段なのかもしれません。

2025年頃には簡単な車両単独事故は、事故受付も、修理見積もり後の査定も支払いも人を介さず完了するようになっているのでしょう、きっと。他保険会社にも波及するし、他の先進国にも波及するとすれば、夢が広がりますね。

これからの時代、ますます手続き系のスピードが上がっていくんだなぁと感じます。

 


(注)記載のある各保険については一般的な内容の説明です。個別具体的な保険契約内容についてはパンフレットや重要事項説明書、約款等をご確認いただくか、保険代理店または保険会社へお問い合わせください。


 

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