人口100万人あたり死者数の推移グラフ

新型コロナウイルス 国別死者数の推移(3/1~)

新型コロナウイルスによる国別死者数推移

新型コロナウイルスについてWHOで発表している国別死者数の推移は以下のようになっています。
(死者数の多い国、感染拡大中の国を個人の見解で抜粋)

※3/1起点
※( )は100万人あたり
※100万人あたり100以上を赤字

死者数
3/13/314/305/316/307/319/28
アメリカ02,39852,428101,567126,203150,054202,478
(0.0)(7.4)(162.7)(315.2)(391.7)(465.7)(628.5)
ブラジル01365,01727,87857,62290,134140,537
(0.0)(0.6)(23.8)(132.1)(273.0)(427.1)(665.9)
インド0291,0745,16416,89335,74794,503
(0.0)(0.0)(0.8)(3.8)(12.5)(26.4)(69.9)
メキシコ0201,5699,41526,64845,36175,844
(0.0)(0.2)(12.4)(74.6)(211.2)(359.5)(601.0)
イギリス231,40826,09738,37643,57545,99941,971
(0.3)(21.4)(396.7)(583.3)(662.3)(699.2)(638.0)
イタリア2911,59127,68233,34034,74435,13235,818
(0.5)(195.0)(465.8)(561.0)(584.6)(591.1)(602.7)
フランス23,01724,05428,71729,73030,13631,514
(0.0)(46.6)(371.7)(443.7)(459.4)(465.6)(486.9)
スペイン457,34024,27529,04328,34628,44331,232
(1.0)(158.4)(523.8)(626.6)(611.6)(613.7)(673.9)
ロシア091,0734,6939,32013,96320,324
(0.0)(0.1)(7.4)(32.2)(63.9)(95.7)(139.3)
ベルギー05137,5019,4539,7479,8409,974
(0.0)(45.2)(660.4)(832.3)(858.2)(866.3)(878.1)
中国353,3144,6434,6454,6484,6664,746
(0.0)(2.3)(3.3)(3.3)(3.3)(3.3)(3.4)
日本5564159509721,0061,545
(0.0)(0.4)(3.2)(7.4)(7.6)(7.9)(12.1)
韓国18162247270282301401
(0.4)(3.2)(4.9)(5.3)(5.6)(5.9)(7.9)
世界全体10436,405217,769367,166503,862668,910991,224
(0.0)(4.7)(28.2)(47.6)(65.3)(86.7)(128.5)

 

アメリカの100万人あたりの死者数の増加がとまらない。いまのところ、一定以上の人口の国でいえばベルギーの100万人あたり880人程が最も多いが、アメリカが同レベルになるとすれば、最終的に30万人近くが新型コロナで亡くなることになる。

アメリカの人口は約3.2億人で、年間死亡者数はその約1%の約300万人。もし1年間で30万人が新型コロナで亡くなるとすれば、死者数を約10%も押し上げてしまう、というレベル。

そもそも別の疾患で亡くなる方の死因が新型コロナに置き換わるから、実際は死者数の10%押し上げにはならないのでしょうが、それにしても大変なことです。

8月に入って、ロシアが100万人あたりの死者数100人を突破、また世界全体でも100万人あたり死者数が100人を突破。世界70億人のうち、その0.01%以上の80万人以上が新型コロナを死因として亡くなっている。

ちなみに14世紀に起きたペストでは世界人口4.5億人のうち1億人(約2割)が死亡。

人口100万人あたりの死者数1000人だと、国民の0.1%が新型コロナで亡くなったことになる。さすがにここまで来ると誰もが命の危険を感じざるをえない(ベルギーがそれに近い)。

インドは人口が13億人と多いだけに死者数の拡大がやばい。100万人あたり死者数が欧米並みになるとすればインドだけで100万人が亡くなる計算。

ヨーロッパの死者数増加は落ち着いてきている。100万人あたり500~1000程度で落ち着くウイルスなのか?もしインドがヨーロッパ並みになるとすればインドだけで100万人弱が亡くなることになる。世界大戦レベルの死者数。

もし最悪を冷静に考えるなら死亡者数は国民の0.1%以下に収まるということになる。通常、様々な死因で年間1%程度が入れ替わるわけだから死者数は最悪でも1割増し、というレベルか。

日本では9末時点で感染者数が約85000人、死者数が約1500人。人口1.2億人だとすれば、0.07%が感染(1400人に1人)、0.001%が死亡。感染者数からすれば致死率は1.7%。これをどう見るか。

 

▼人口100万人あたり死者数の推移グラフ(3/1~9/28)

人口100万人あたり死者数の推移グラフ

感染拡大している国では100万人あたり死者数が数百人(国民の0.1%弱が死亡)になる。これは対策がまずいのか、国民性的な清潔観念レベルが低いのか、貧困か、BCGか、体質か、他の何かに原因があるのか。

肥満や喫煙が重症化率と関係しているらしい、とも言われている。

今のところ日本は100万人あたり死者数が12人程で、実数値は1500人程。毎年のインフルエンザでは多いと3000人が亡くなっているのでそれ以下には収まって欲しい。

また、コロナ関連の死者数を介護施設で亡くなった方を含めるかどうか等、各国で基準が定まっておらず、たとえばベルギーの人口当たり死者数が多いのは、医師がコロナ疑いとした件は全てカウントしているからだとか。

であるならば、新型コロナによる死者数はもっと多くなり、正確なところは各国が統計の取り方をきちんと統一できてから、ということになるのかも。

それでも国ごとに検査体制が異なる「感染者数」にくらべたら死亡者数は実態をより正確に表しているといえるかと。

▼死者数10,000人以上の国(9/28時点)

南アフリカ16,376人
アメリカ202,478人
ブラジル140,537人
アルゼンチン15,208人
コロンビア25,103人
ペルー32,037人
メキシコ75,844人
チリ12,591人
エクアドル11,273人
イラン25,394人
フランス31,514人
ロシア20,324人
スペイン31,232人
イギリス41,971人
イタリア35,818人
インド94,503人
インドネシア10,308人
時事ドットコム

【ロンドン時事】新型コロナウイルスの感染が深刻化し、多くの国がロックダウン(都市封鎖)状態にある欧州で、封鎖をしない北欧…

スウェーデンでは都市封鎖をせず企業も店もストップしておらず、基本的に人々の判断に任せる戦略。

既に感染率が数十%で、5月には集団免疫ができて早期に通常状態の経済活動に戻す作戦だったが失敗だったのか・・。

▼北欧3国の比較(9/28時点)
・スウェーデン 人口9,972千人 死者数5,880人 対人口比0.059%
・フィンランド 人口5,523千人 死者数343人 対人口比0.006%
・ノルウェイ 人口5,338千人 死者数270人 対人口比0.005%

フィンランドやノルウェイがスウェーデン並の死亡率にはならないように思える。

その分、スウェーデンが経済で先行、企業の破綻とか失業率悪化を防止できたとしたらどうなのだろう。

▼1週間の死者数1000人以上(9/28)

インド7751人
アメリカ5036人
ブラジル4744人
メキシコ3041人
アルゼンチン2503人
イラン1276人
コロンビア1253人

日本45人
(世界全体36475人)

アメリカと南米、インドでの死者数が特に多い。

新型コロナウイルス新規感染者数の推移(5日間の移動平均線)

▼新規感染者数5日間の移動平均線(ジョンズホプキンス大学

新規感染者数5日間の移動平均線

アメリカは第2波から第3波に移行しつつあるように見えるインドの新規感染者数の伸びが恐ろしい。

▼1週間あたりの新規感染者(1万人以上 9/28時点)

300,000人~600,000人インド
100,000人~299,999人アメリカ、ブラジル
30,000人~99,999人コロンビア、アルゼンチン、ペルー、メキシコ、イラク、スペイン、ロシア、フランス、イギリス、インドネシア
10,000人~29,999人チリ、エチオピア、チリ、イラン、ウクライナ、イスラエル、トルコ、バングラディシュ、モロッコ、オランダ、チェコ、ドイツ、イタリア、フィリピン
3000人程日本

インド、アメリカ、ブラジルの感染拡大が激しい。南米、アフリカ、中東で感染拡大中。ヨーロッパではスペイン、フランス、イギリスが感染再拡大中。

インドネシア、フィリピンなど熱帯地域でも感染拡大しているということは、残念ながら温度湿度はあまり関係ない。

逆に寒く乾燥する冬になっても影響は薄いのか、それとも拍車がかかるのか・・

まったく収束しない新型コロナウイルス。各国間の自由移動は少なくとも何か月もダメなんだろう。

世界が、世界観が変わる節目に人類はいる。

 

その他参考

(▼3/31記載)

3/1時点ではイタリアも100万人あたりの死者数は0.5。
3末時点の日本と変わりませんでした。
4月末の日本の状況がどうなっているのか、これまでの対応、これからの対応にかかっています。

致死率が1%前後という噂もありますが、3/30時点での世界の死者数33,106人÷感染者数693,224人=4.8%となっています。

とりわけイタリアは、死者数10,781人÷感染者数97,689人=11.0%となっていますが、これは本当の感染者数はもっと多い、無症状、軽症も含めると10倍の1000万人くらいが実際なのかもしれません。

逆に考えるとイタリアでは症状がひどく、検査したら陽性となった場合には10%以上の確率で亡くなってしまう、と。医療態勢がまったく追いついていないということでしょう。

日本は死者数54人÷感染者数1,866人=2.9%
検査陽性となった場合には約3%の確率で亡くなってしまう、ということですね。

検査に積極的だった韓国は、死者数158人÷感染者数9,661人=1.6%

国によって、または検査体制によって致死率は大きく変わるというのが現状のようです。

新型コロナウイルスは、もともと中国からはじまりましたが、いまは欧米での人口当たり死者数の増加が恐ろしいです。

新型コロナウイルスの潜伏期間は5~6日から14日程度と言われているのと、感染しても症状が出ないか軽い人も多いということを考えると、外出禁止措置を実施してからも発症者は少なくとも2週間程度は増え続けるわけです。

(▼5/3記載)

4月を終えて、日本が欧米並には感染拡大していない。中国、韓国の新規感染者数が落ち着いているとすれば同様に日本も落ち着いて収束してもらいたい。

5月に入り韓国では飲食店がオープンしはじめ、コロナショック前並の客数になっている店舗もあるとか。

一足先に規制を緩めた韓国が今後どうなるか、注視する必要がありそうです。

 

▼参考記事

note(ノート)

武漢で発生したCOVID19の爆発的感染拡大は、欧米での感染爆発に至り、とどまるところを知りません。日本では、武漢・欧…

この記事で参考になったこと
・密集、密室、密接状態での会話が感染につながる
・日本の満員電車で感染爆発しないのは駅ごとのドア開放による換気と会話が少ないため(今のところ)
・他国に比べ日本の感染が抑えられているのはマスク・手洗い・うがい効果?
・日本における最悪の集団感染シナリオは人口の40-70%が感染、そのうち20%が重症化、5%(200万人)が重篤化、日本の病床数は160万床で既に8~9割埋まっているので対応不可。
・医療キャパを超え致死率3%台になれば120万人が亡くなる。
・重篤者が数十万~200万人だとして人工呼吸器は1万台しかないことを考えると最悪200万人が亡くなる。
・咳や会話によるマイクロ飛沫は空気中に20分も漂う。
・潜伏期間2週間+検査結果が出るまでの期間=約1か月。その分対応は後手に回らざるを得ない前提で対策を打つ必要がある。
・しばらくは「密室、密集、密接会話」を避け、手洗い・うがいを徹底しよう。

 

▼ヤフーサイトによるまとめページ

Yahoo! JAPAN

新型コロナウイルス感染症についての、感染者の発生状況や厚生労働省などの公式発表、ニュース、Q&Aなどをまとめました。…

▼現時点での世界の感染者数、死者数

Johns Hopkins Coronavirus Resource Center

Johns Hopkins experts in global public health, infectious di…

▼国内の状況詳細、日本各都道府県の状況(東洋経済)

日本国内において現在確定している新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を厚生労働省の報道発表資料からビジュア…


一つの重要指数としては、重症者数が少なければよいわけで。


20代以下の死亡者は1名(力士)。30代で2名。40代で8名。

感染拡大 → 医療キャパオーバー → 他の傷病者含め治療が間に合わない

これが恐れるべきことの中心で、医療キャパを見ながらの経済活動のコントロールがこれからしばらく(数か月~1、2年?)必要になるのでしょう。

▼各国における新型コロナウイルスの感染状況

外務省 海外安全ホームページ

海外に渡航・滞在される方々が自分自身で安全を確保していただくための参考情報を公開しております。…

 

本当の感染者数は公表値の10~500倍?

慶応義塾大学病院が、新型コロナ以外の新規入院患者らにPCR検査をした。19日までの1週間で、67人中約6%にあたる4人が…

慶応大学病院に新型コロナウイルス以外で入院または手術を受ける患者67人について試しにPCR検査をしたところ、4人が陽性(約6%)

ニューヨーク州では買い物で外出中の無作為に選んだ3000人を検査したところ、約14%の人が抗体をもっていた、と。

ニューヨーク州の人口約1900万人×14%=約270万人が既に感染しているとすれば公表値の感染者数26万人の10倍にあたる。

日本でもアメリカでも少なくとも5%以上の人が既に感染しているということかもしれない。

感染率と感染後無症状者の割合はこれまで考えられていたよりもずっと高く、感染者の致死率はずっと低い類のウイルスなのかもしれない。

他の病気や死因、健康についても気を付けたい

新型コロナウイルスの怖いところは言うまでもなく「極めて感染しやすい」こと。

しかし死者数だけで考えれば日本では毎年130万人(人口の約1%)=1日3000~4000人がお年寄りを中心に亡くなっているのが日常で、新型コロナウイルスにだけ気を取られすぎるのもどうかとも思います。

▼日本人の死因上位(ざっくり)
・がん28%(36万人)
・心疾患15%(20万人)
・肺炎10%(13万人)
・脳血管疾患8%(10万人)
・老衰8%(10万人)
・不慮の事故3%(4万人)
・腎不全2%(3万人)
・自殺1.5%(2万人)

たとえば、不慮の事故では毎年4万人(1日約100人)が亡くなっています。日本では新型コロナではそこまでになっていないですよね。

日ごろからの健康とか運動、健全な生活習慣、過度な精神負荷がない状態を維持したいものです。


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