社内行事 保険

業務外の社内行事にかける保険はありますか?

社内行事にはレクリエーション保険

夏から秋にかけて特に多いと思いますが、社内イベントを開催する会社もありますね。

ボーリングや、夏祭り、日帰りツアー、バレーボール大会など、企業によって様々です。

業務外の行事ですから、労災保険はつかえませんし、労災上乗せ保険を掛けていても、「就業中のみ補償」になっていたら行事中のケガには対応できません。

そのような行事に対応する保険が「レクリエーション保険」です。

レクリエーション保険は、行事参加者がケガをした際に、その死亡保険金や、後遺障害保険金、入院保険金、通院保険金などを支払うことができる保険で、1日の行事でも付保できます。

また、熱中症による病院搬送でもカバーできるような特約もあります(熱中症危険補償特約)。夏場のイベントでは室内行事であってもこの特約を付けておいた方が良いかもしれません。しかも特約保険料はさほど高くありません(数%程度)。

参加者(被保険者)は準記名式といって、契約時には保険会社に名簿などを提出必要がありません。参加予定者数と、行事の内容、日程、保険金額あたりが分かればカンタンに契約できてしまいます。従業員だけでなく、家族なども被保険者になれます。

ただし、事故があったときには、保険会社からの要求があれば参加者名簿を提出する必要があるので、参加者名簿は備えつけておかなければなりません。

レクリエーション保険は行事の危険度に応じて保険料率が決まります。

▼危険度区分の例

区分

危険度低い
いちご狩り、園児のゆうぎ会、遠足(日帰り)、お花見、海水浴、弓道、さく らんぼ狩り、潮干狩り、水泳(遠泳を含みます。)、ソフトボール大 会、町内清掃、花火大会(市販程度の花火)、バーベキュー  など

危険度中
ウィンドサーフィン、運動会、駅伝、キャンプ(日帰り)、競歩、剣道、サイクリング、バスケットボール、フィールドアスレチック、フェンシング、ボディビル、マラソン、ヨット教室  など

危険度高い
合気道、アメリカンフットボール、居合道、カヌー競漕、空手、硬式野球、サーフィン、サッカー(フットサルを含みます。)、柔道、少林寺 拳法、水上スキー、スキー、相撲、ホッケー、ラグビー、レガッタ、レスリング

 

体があたるようなスポーツとか、走る系はBで、激しく体があたるようなスポーツはCという感じですね。

保険料は安く、設定する保険金額にもよりますが、だいたい参加者一人当たりの保険料は数十円~数百円程度で加入できます。

たとえば、ボーリング大会に100名参加するとして、一人当たり保険料が50円だとすると合計保険料は5000円、という感じです。

 

レクリエーション保険、契約のルール(引受規定)

レクリエーション保険は、その主催者が契約者となり、行事参加者全員を被保険者として契約します。

被保険者数は保険会社にもよりますが1日最低20人~となります。たとえば、3日間のイベントであれば、のべ参加者数は60人以上ある必要があります。

被保険者(参加者)が1日20人に満たない場合は、残念ながらレクリエーション保険には加入できず、別な保険で手配することになります(国内旅行保険など)。

また、便利なことに行事が雨天などで延期になった場合でも、1か月以内であれば自動的に延期日を補償してくれるようになっています。

 


(注)記載のある各保険については一般的な内容の説明です。個別具体的な保険契約内容についてはパンフレットや重要事項説明書、約款等をご確認いただくか、保険代理店または保険会社へお問い合わせください。


 


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