貯蓄できない人へ。ロバートアレンの『億万長者入門』式・強制的に貯蓄を増やす方法

貯蓄できない人へ。ロバートアレンの『億万長者入門』式・強制的に貯蓄を増やす方法

貯蓄できないのは意志が弱いせい?

今となっては古い本だがロバート・アレンの『億万長者入門』によれば、
90%以上の人は、収入があって、そこから支出をして、残ったものが貯蓄になる、という。

しかし、賢い人は、まず貯蓄する金額を決めて、残った分で支出を行う。
公共料金の支払いよりもなによりも貯蓄が優先。
貯蓄した分は容易に引き出せないよう別口座に移すなどする。

ちょっと言い過ぎな感もあるので、現実的に考えれば、必要最低限の支出の予算を決めて、残りを強制的に貯蓄に回す、ということになるだろう。

多くの場合(わたしもそう)、当初考えていた支出(予算)以外の急な出費があり、結果的に思っていたよりも貯蓄できなくなるもの。それが毎月続き、結果的に年間貯蓄額がわずかになってしまう。

強い意志がなければ、予算外の支出を認めてしまう弱い心が優先してしまう。
しかし、最初に普段使わない別口座に貯蓄をしてしまうと、残った金額でやりくりするしかなくなる。
意志の力で貯蓄をするのではなく、強制的な貯蓄システムをつくってしまう。

・給与天引き(財形、保険など)
・確定拠出年金
・貯蓄型保険
・積立型投資信託
など

家計も管理が厳しい企業または役所のように予算制にして、予定外の出費は基本的に許さない、そういう態度が貯蓄を計画通りに進行させる手段、ということになる。

または、貯蓄する意志の強い人は毎月、支出予算を立てて、毎月残るだろう金額を手動で別口座に移すこともかなり有効に働く場合がある。

強制的な貯蓄システムだと、いくらかは安全を見てしまうもの。
強い意志をもって毎月手動で貯蓄をしていくと本当に無駄のない貯蓄優先の家計管理が出きる可能性がある。

ただし、友達付き合いには多少影響が出るかもしれないが。

では、貯蓄額はどう決めるのか?

貯蓄優先といっても、なんのための貯蓄なのか「目的」がはっきりしなければ普通の人は途中で投げ出してしまうだろう。だから貯蓄にも目的が必要。

将来の家計の目的は人それぞれだが、たとえば、

・老後資金(月生活費〇〇万円)のため
・子どもの教育資金(〇年後に〇〇〇万円)のため
・住宅購入(〇年後頭金〇〇〇万円)のため
・〇年後の海外旅行(〇〇万円)のため

など、具体的に金額を設定することが大切である。

また、人の夢(ここでは支出のこと)は多くの場合すべて叶わない。
たとえば普通のサラリーマンが、5000万円の住宅を購入して、車は高級車で、妻は専業主婦で、子どもの教育は小学校からオール私立で、老後は優雅に遊んで暮らしたい、などという夢は無理がある。

優先順位をつけたり、どこかで諦めたり妥協する必要も出てくる。
そのためにはまず、将来の家計収支を見通すためのライフプランをつくり、何ができて何を諦める必要があるのか検証してみるといい。

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そして、貯蓄の分を投資に回す。
『億万長者入門』では、毎日1000円(毎月3万円)を年20%で運用すれば20年後には「1億円」になるという。

ただし、年20%というのは一般人には無理があるので、
たとえば、外国株(MSCIコクサイインデックス)の過去27年の平均リターンは年10.3%だった。
30年で1億円をつくろうと思うと、毎月5万円を投資するということになる。
毎月5万円ならばできそうだと思う人もいるだろう。

経済学者のピータードラッカーによれば、人は1年でできることを過大評価し3年や5年でできることを過小評価する、という。

これと同じように、いきあたりばったりで過ごさず、長期的な視点でライフプランを考えると数十年後の自分が数十年前の自分に感謝する時が来るかもしれない。

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