将来のライフプラン表をつくったら家計が大赤字だった場合はどうすればよいか?

将来のライフプラン表をつくったら家計が大赤字だった場合はどうすればよいか?

長生きした場合のライフプラン表をつくったことがありますか?

2017年の金融広報中央委員会の調査によれば、将来の生活設計(ライフプラン)を作っている世帯は36.7%とのこと。


物事を緊急性と重要性で区別すれば以下のようになる。

緊急性大 緊急性小
重要性大
重要性小

日々の生活、やらなくてはならないことは①だろうが、将来のライフプラン作成は緊急でないが重要なこととして②にあたるだろう。

この②の緊急でないが重要なことをたまには考える時間を持つべきであると考える。
将来の家計収支が厳しいなら対策は早めに行うに越したことはないからだ。

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たとえば、以下のような前提条件でライフプラン表を作成すると、90歳のときにはマイナス7000万円程という大赤字に陥ってしまうことが分かる。

・世帯主38歳 手取り年収500万円 年1.5%上昇 60歳以降再雇用5年
・退職金1500万円
・妻38歳専業主婦
・子供8歳 高校まで公立、大学は私立文系
・これから3000万円弱の住宅を取得
・貯蓄500万円
・基本生活費300万円/年 年0.5%上昇
・車1台あり

将来の家計収支が大赤字だった場合はどうすればいいのか?

上記のようにキャッシュフロー表を作成すると将来の金融資産が赤字になるケースがある。将来何が起こるかは分からないが、メインシナリオ(死亡、大病、離婚、大災害など大きな環境変化がないシナリオ)が赤字というのは放置できない。少なくとも大きなトラブルがなかった場合のメインシナリオは黒字で終わるシミュレーションにしておく必要がある。

将来の家計の収支を改善するには「収入を増やす」か「支出を減らす」しかない。

<対策>収入を上げる
1.共働き
2.副業
3.転職
4.昇給・昇進
など

たとえば年間収入が100万円増えると、50年で5000万円の改善になる。これは大きい。
妻のパートなども馬鹿にできないし、副業なども必要があれば戦略的に検討するべき。
ただし増えた収入分使ってしまっては意味がなく、きちんと貯蓄に回せるようにするためにも、何のための収入増なのか目的をはっきり認識しておく必要がある。

なかには、将来親から相続を受けられるという恵まれたケースもあると思う。

<対策>支出を減らす
1.基本生活費を下げる
食費、外食、通信費、小遣い、光熱費・・・削減できるものがないか検討したい。
金額的な目安は年間10万円単位で削減できると、ライフプラン表上どう反映するか分かりやすい。
たとえば年間10万円(月1万円弱)でも、50年と考えれば500万円の改善になる。

2.住宅費を下げる
住宅のグレードを下げる対策は取りづらいが、一般的に住宅費は生涯一の支出になる項目なので、可能なら住宅のグレードダウンも収支改善に大きな影響を及ぼす。
賃貸がよいのか、購入が良いのか、という議論があるが、それはケースバイケースで、それぞれシミュレーションしてみて、良い物件があるなら住宅を購入することで結果的に住宅費を下げることもあり得る。

または親との同居なども結果的には住宅費を大きく節約できる場合がある。

3.教育費を下げる
あまり手をつけたくない部分だが、たとえば合計で数百万円かかる大学費用については奨学金を借りるなどの方策もある。

4.保険を見直す
国内大手の生保会社は一般的に割高である。もししばらく見直していないなら、外資系や損保系生保、ネット生保を選ぶことで、長期的にみれば相当節約できる場合がある。

自動車保険もネットの方が安い。(事故の際の対応クオリティは分からないが)

保険をよく見直すことで年間10~20万円削減できることはザラである。

5.自動車を見直す
都会に住んでいるならカーシェアなどもあり得る。
また、車のグレードや何年ごとに買い替えるのか、何歳まで乗るのかによっても将来収支に影響がある。

大切なのは、将来の収支シミュレーションを行って、あれこれ検討する時間を持つこと。そこで家族の優先順位をあらためて見つめなおすこともできるだろうし、人生をより豊かにすることにつながると思う。

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