カーリース、カーシェア、サブスク

自動車の「所有」「リース」「カーシェア」「サブスク」「レンタカー」の費用を比較してみた

車の利用方法について選択肢が広がってきた

個人の自動車の利用方法について選択肢が広がっていますね。
「個人向けリース」「カーシェア」「サブスク(定額制)」などのサービスも出てきており、車は所有しているけど、あまり使っていない、という場合など、所有以外の方法についても検討すると、家計の圧縮につながるかもしれません。

仮に月2万円節約できると40年で1000万円近くライフプランシミュレーションを改善することができます。

車のサブスク(定額制)としては、トヨタがKINTOという3年契約のサービスを展開しており、2020年1月28日のニュース等でホンダも車のサブスクをスタート、まずは埼玉の1店舗で開始し、うまくいけば全国550店に広げる予定だとか。

ホンダのサブスクは認定中古車店で在庫として保有している車両を使い、低料金化と在庫の稼働率UP、1か月単位の契約が可能、という特徴があるようです。

日経ビジネス電子版

ホンダは1月28日、毎月定額の料金を支払って中古車に乗り続けるサブスクリプションサービスを始めると発表した。費用は税金や…

ただ、自宅の近くにレンタカーもカーリースもカーシェアも何もないよ、という場合は従来通り「所有」しかないのでしょうが・・

利用方法ごとの費用比較

新車・中古車含めどんな車を、どれだけの頻度で使うかによっても結果は全く異なりますが、比較めいたことをしてみました。

基本的には、カローラクラスで一定の条件の下、所有、レンタカー、カーリース、カーシェア、サブスクなど、各代表的な会社のサービス料金を参考にしながら比較表をつくってみました。
所有、カーシェア、サブスク比較

自分の場合で検討したいという方のためにエクセル貼っておきます↓

 

所有 (1か月あたり5.0万円)
購入費を諸費用込みで220万円として、10年乗る前提で、駐車場を月1万、税金や車検、自動車保険料のほか、年間1万km走行すると仮定し、カタログ値の燃費でガソリン代を計算すると・・10年でかかる費用は約600万円となります。

もちろん、戸建て住宅などで駐車場代のかからない方もいらっしゃるでしょうし、保険も内容によるし、走行距離によってもガソリン代は異なるでしょう。

また、車両そのものが中古でもっと安かったり、20年乗る、という人は10年あたりのコストは変わるでしょう。
逆に5年など短い期間で手放す場合は、下取りもつくのでその分も計算しなければなりませんから、結果はまったく違ってきます。

ほぼ毎日車を使うという場合は、やはり所有で長く乗る、というのが最も経済的なのかもしれません。

レンタカー/カーシェア (1か月あたり5.0万円)
平均すると週に1回も乗らないとか、そういう場合はレンタカーやカーシェアが経済的かもしれません。
自宅の近くに利用できる施設があって使いたいときにほぼ確実に使えるならいいですね。

知合いの遠洋漁業の方は1年のうち自宅にいる期間が決まっているためもっぱらレンタカーを季節的に集中して利用しているとのこと。

ちなみに、カーシェアの場合、上記金額は1回あたりの利用時間を12時間で計算しましたが、利用時間を1回3時間にすると、1か月あたり費用は1.7万円程に抑えられるようです。

カーリース/サブスク(定額制) (1か月あたり7.0万円~)
カーリースは分割払いで、なおかつ車検等の維持費用も込み、という感じで、サブスクは“長期レンタカー”というイメージですが、どちらも費用負担感は似ています。

同等グレードの車で10年乗る、と考えると所有の方が安いように思います。
一方、数年ごとに乗り換えるとか、短期間だけ占有したいという方にとってはサブスクの方が安くなるのかもしれません。


様々なサービスが登場することで分かりにくくなるかもしれませんが、選択肢が広がることは様々なニーズまたはライフスタイルに応えられるので良いことだと思います。

そもそも車を運転しない方は、バス、タクシー、自転車、レンタサイクル・・色々ありますね・・

個人ごとに、希望の車種、利用方法、利用頻度、目的などを踏まえ、納得感のある選択ができると良いですね。


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