ライフプラン表作成-金融資産は何を設定すれば良いのか?

住宅購入、子どもの教育費、生活費、働き方、車、老後、資産運用など複合的に関係する生涯の収支についてキレイに数字とグラフで見える化できるのがライフプラン表(キャッシュフロー表)です。

ライフプラン表を作成してみると、このままで安心なのか、それとも何か改善しなければならないのか、改善しなければならないなら、どれだけ改善すれば間に合うのか、ということがクリアになります。

さて、ライフプラン表を作る際にまず考えるべきことは、
金融資産残高はどこまで入力するべきか?

ご家庭によって色んなケースがあると思います。
・働き手は夫のみ、家計の口座は夫のもののみ
・夫婦共働き、家計の口座は夫のもののみ
・夫婦共働き、家計の口座は共通
・夫婦共働き、家計の口座は分担している
・親と二世帯、光熱費は親が払ってくれている
・親も扶養している。
etc…

ライフプラン表作成にあたっては、「管理する口座」のみを入力してほしいと思っております。

たとえば、へそくりや、独身時代に貯めた分など今後も家計として使う予定ではない口座、自分だけのためのお金、そういうものはライフプラン表には反映しない方が良いです。

ですので銀行口座は家計として管理する口座を分けておきましょう。
あまり増やすのも管理しにくくなりますが、銀行口座は家計用、貯蓄用、その他などそのお金の使途(目的)に合わせて分けた方が管理しやすくなるのでは?と思っております。

↓金融資産残高としてライフプラン表に反映するべき口座
・家計用の口座
・貯蓄用の口座(老後資金、教育資金など)
・投資用の口座(定期、投資信託、株、確定拠出年金など)
↓金融資産残高としてライフプラン表に反映させない口座
・へそくり
・家計として使う予定のない口座
・学資保険、積立保険などの解約返戻金

積立系の保険については、保険料として支出項目に計上するものの、解約返戻金まで現在の金融資産として入力しない方がシンプルで分かりやすいと考えております。

満期や解約予定のタイミングで収入欄の保険などのところへ予定している満期金や解約返戻金を入力するというやり方がシンプルです。

ただし、現状の純資産額を確認する場合には現状の解約返戻金や、住宅をお持ちなら売却価格なども考慮する必要がありますが、将来に向けたライフプラン表作成にあたっては、現状の純資産額の把握はそこまで意味があるものではないと考えております。

「では手元にある現金はどうするのか?」
という声が聞こえてきそうです。

手元にある現金が多額(100万円以上など)で考慮すべきと思えば、ライフプラン表に反映しても良いかと思いますが、そうでなければ手元にある現金は無視して構わないと思っております。

そこまで細かくやると複雑ですし、考慮せずとも大勢に影響はないでしょう。

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