従来型とこれからの働き方の違い
新型コロナウイルスの影響や、少子高齢化に対向するための生産性の改善などの影響により徐々に日本人の働き方が変わってきていると思います。
▼傾向
従来 | 現在~未来 |
夫が外での仕事に専念、妻は家事・育児 | 夫婦で収入を得て、夫婦で家事・育児 |
長時間労働 | 効率のよい仕事 |
有給消化率低い | 有給消化推奨 |
出社・対面ベース | リモートワーク、WEB会議多用 |
副業× | 副業〇 |
2015年の国勢調査によれば、夫婦共働き世帯の割合は64.4%で年々上昇傾向。
一方、共働き世帯数については1300万世帯くらいで30年くらい横ばい状態が続いており、これはつまり結婚する人が減っているということも表している。
概ね5年毎に行われる国勢調査。2020年の結果にも注目したいですね。
ただ、結果の公表までにはかなり時間がかかります。
【速報】 令和3年6月
【人口や世帯数】 令和3年11月
【就業状態等】 令和4年5月
国勢調査にもきっと無駄がいっぱいあるのでしょう。
紙を全部やめてマイナンバーで紐づけてオンライン回答にすればだいぶコスト削減になるし、集計結果もリアルタイムで出せるようになると思いますがいかがでしょうか。
未回収率についても年々上昇傾向で、このあたりもオンラインとかマイナンバーを駆使すればある程度改善コントロールができるようになるのかなと想像します。
【国勢調査未回収率】
2000年 1.7%
2005年 4.4%
2010年 8.8%
2015年 13.1%
2020年 ?%
労働生産性の国際比較
日本生産性本部「労働生産性の国際比較2019」によれば先進諸国によるOECD加盟国36か国のうち、日本の一人当たりGDPは18位。ちょうど真ん中あたりですね。
また、実質賃金については、日本の給与の伸び悩みが顕著です。
普通の人が目指すべき働き方
34歳までの未婚率が約半分、給与水準も他国に比べて伸び悩んでいるという状態ですが、今後目指すべき働き方を考えてみましょう。
一つは、生涯の家計を考えると独身の場合、老後の公的年金が一人分になってしまいますからライフプラン表を作成すると結構厳しい傾向になるケースが多いことを念頭に置いておくべきです。
また、一人当たりの生産性を上げるために会社の仕事はできるだけ効率よく終わらせ、別途手に職をつけ一生ものの副業を持つなどのスタイルが良さそうです。
そう考えると、夫婦仲良く無理せず共働きでライフプランに基づいて余裕で生活する、というところを目指すのが賢いのかなと思うのですがいかがでしょうか。。
「ライフプラン」「夫婦仲良く」「副業」「ビジネススキルUP」
このあたりがこれからのキーワードになりそうです。