住宅購入にあたって約8割の方が住宅ローンを利用しています。
住宅ローンを選ぶ際、ひとつの大きな選択肢が「変動金利」か「固定金利(フラット35)」にするか。
「変動金利」の魅力は当初の金利が低く、当初の返済額が抑えられること。
「固定金利」の魅力は、決められた期間の金利が変わらないので将来にわたって返済額が変わらないこと。(または11年目以降金利が多少上がるがあらかじめ決まっていること。)
将来の変動リスクをとっても当初の返済額を抑えたいのか。→今は収入が低いが将来上がる見込み。
それとも、将来も返済額が上がってほしくないか。
どちらにするか迷うこともあると思いますが、ライフプラン作成のためにも今回は”全期間固定金利(フラット35)“について、最新の金利動向をチェックしてみたいと思います。
2025年8月新築住宅ローン、全期間固定金利(フラット35)の動向
2025年8月時点では、フラット35の金利は1.87%くらいが最も多いとのこと。
フラット35公式ページ
住信SBIネット銀行やARUHI、楽天銀行など、相場より1%低い金利を謳っている場合もありますが、これは住宅性能や地域、子供の数などの条件による最大の引き下げ策に加え、と5年や10年など期間限定の金利であり、5年や10年を過ぎた後は相場の金利に戻ります。
それでも、条件に当てはまる場合、変動金利と比べても大差ないとすれば、固定金利の魅力があるので、検討してみるのもよいかもしれませんね。
比較的金利の低い金融機関の諸費用等を確認
住信SBIネット銀行の新機構団信保険料は金利に含むプランを選べて、死亡、疾病などで就業不能→ローン残高0になるメリットがあります。
他に事務手数料は2.2%かかり、たとえば5000万円借りると110万円となります。
ARUHIは団信保険料が金利に含まれているプランが選べますが死亡のみ保障。
事務手数料は1.1%と安く、たとえば5000万円借りると55万円となります。
楽天銀行も団信保険料が金利に含まれているプランが選べます。
事務手数料は1.1%と安く、ARUHIと同様の水準です。
頭金や諸費用も含め、適用される金利と返済額をよく比較検討して後悔のない借入ができるといいですね。このあたりのシミュレーションも「自分でつくれるエクセル・ライフプラン表」で確認することができますので、いろいろと試算してみてください(金利変化は三段階まで対応しています。)
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