2023年6月新築住宅ローン最新低金利TOP3<30年超固定金利・フラット35編>

住宅購入にあたって約9割の方が住宅ローンを利用しています。

住宅ローンを選ぶ際、ひとつの大きな選択肢が「変動金利」か「固定金利(フラット35)」にするか。

変動金利の魅力は当初の金利が低く、当初の返済額が抑えられること。
固定金利の魅力は、決められた期間の金利が変わらないので将来にわたって返済額が変わらないこと。(または11年目以降金利が多少上がるがあらかじめ決まっていること。)

将来の変動リスクをとっても当初の返済額を抑えたいのか。→今は収入が低いが将来上がる見込み。
それとも、将来も返済額が上がってほしくないか。

どちらにするか迷うこともあると思いますが、ライフプラン作成のためにも今回は”全期間固定金利(フラット35)“について、最新の金利動向をチェックしてみたいと思います。

“変動金利”の最新動向はこちら

2023年6月新築住宅ローン、全期間固定金利(フラット35)TOP5

※団体信用生命保険加入あり
※自己資金10%以上
※フラット35(Sがつかない方=省エネルギー性、耐震性などに優れた住宅でなくてOK)

金融機関金利備考
住信SBIネット銀行
(NEOBANK)
フラット35
1.25%・団信込み
・死亡、疾病などで就業不能→ローン残高0に。
・事務手数料2.2%
ARUHI1.25%
11年目以降1.75%
・団信込み
・WEB割引により事務手数料1.1%
・返済口座は1000以上から選べる
楽天銀行1.56%・団信別途+0.2%
・事務手数料1.10%

最近の動向としては金利1.25%~1.7%程事務手数料1.1%~2.2%というのが相場のようですね。

具体的な負担金額を確認しておこう

金利が1.3%だとして3000万円のローンを組めば、1年目は、

3000万円×1.3%=約39万円の利息
(厳密には毎月元金が少しずつ減っていくので利息は39万円弱になる)

元利均等の場合、金融機関は利息は確保しつつ借入期間に応じて毎月の返済額が一定になるよう元金部分が計算されており、つまり、元金が多い時期の利息返済額は大きくなる、というわけです。

<3000万円、金利1.3%、35年ローンの場合>
月々返済額返済額88,945円(年間返済額1,067,336円)、総返済額3736万円

1年目35年目
当初元金30,000,000円1,059,858円
年間返済額1,067,336円1,067,336円
 うち、元金分681,386円
(返済額の64%
1,059,338円
(返済額の99.3%
 うち、利息分385,950円
(返済額の36%
7,478円
(返済額の0.07%

また、事務手数料は借入額が3000万円の場合、
・2.2%=66万円
・1.1%=33万円
となります。

NEOBANKの1.25%(事務手数料2.2%)→総返済額3705万円
ARUHIの1.25%、11年目以降1.75%(事務手数料1.1%)→総返済額3866万円

総返済額の差161万円-事務手数料の差33万円=128万円

事務手数料が1.1%だとしてもNEOBANKの方がトータルでは128万円も安く済みますね。

さらに、NEOBANKは亡くなったときのみならず、疾病などで長期就業不能になった場合も住宅ローンが免除されるので安心感があります。

金利が0.1%違うとどれだけの差になるか

仮に金利が1.3%と1.4%の場合、どれだけ負担感が違うのか確認しておきましょう。
(借入3000万円、35年ローンの場合)

金利1.3%1.4%差額
年間返済額1,067,336円1,084,715円17,379円
総返済額3736万円3797万円61万円

金利が0.1%違うと、年間返済額で約1.7万円、35年で61万円もの差になるのですね。けっこう大きいですね。

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