長期投資の効果-だれでも億万長者になれる?

長期投資の効果-だれでも億万長者になれる?

誰もがウォーレンバフェットや孫正義にはなれない

ロバートアレンの『実践!億万長者入門』では、毎日10ドル貯金して、年20%で運用すれば、20年後には100万ドルになる。つまり、だれでも億万長者になれる、という。

日本円で言えば、毎日1000円(毎月3万円)を年20%で運用すれば20年後には「1億円」になるということ。

では、毎年20%という数字は達成可能なのだろうか?
現役世界最高(と思われる)の投資家ウォーレンバフェットは40年以上、年平均利回り20%以上を超える成績を続けており、個人資産は数兆円だそう。

ソフトバンクの孫正義氏は一般的な株式投資ではなく企業投資という方が妥当だと思うが、年平均利回り40%以上なるという。

モーニングスターのファンドランキングで10年間で最も成績のよかったファンドは年率28.71%。
これを10年前に分かっていれば、と思うがそれは不可能である。
ファンドランキング
約5000本もあるといわれる投資信託から、選りすぐりのファンドを、しかもタイミングよく掴むのはほぼ無理だ。そういう思考はプロ以外は捨てた方が良いかもしれない。

これらは一般化できるものではなくハードルが高すぎる。また、バフェットが投資を行ってきたおよそ50年間、アメリカは右肩上がりの経済成長を遂げ、その波にうまく乗ってきたとも言える。

NYダウ工業株平均で見れば1960年台は600~900ドルで推移していた指数が、どんどん上昇し、リーマンショック時には一時落ち込み7000ドル台になったが、2017年末には24000ドル程になっている。
・600ドル→60年で→24000ドルとして年平均利回りは約6.3%だ。


つまり、ダウ平均株価が劇的に成長を遂げる60年前から投資し続けていたら投資資金が40倍になったということ。

それにしてもバフェットや孫正義氏の投資手腕にはますます凄味を感じる。

現実的に考えて年平均5~7%の利回りを実現するためには?

ここで過去27年間の国際分散投資を紹介したい。
1990年からの各アセットクラスごとの代表的な指数の騰落率を表しており、仮に国内株、国内債券、外国株、外国債券、外国リートに20%ずつ投資してきた場合、年平均利回りは「6.7%」だったということだ。

「6.7%」で運用できると、
・毎年60万円を投資→39年目に1億円を超える(累積投資額2340万円
・毎年120万円を投資→29年目に1億円を超える(累積投資額3480万円
(※コスト、税金考慮せず)

1億円を投資で貯めたいと思ったときに、月10万円(年120万円)は一般人には少々きつい。
月5万円(年60万円)ならがんばればできそうな気がする。
月5万円(年60万円)でも、上記のように39年がんばれば1億円になる。
毎年120万円に比べて、29年かかるのと、39年かかるのでは、10年遅れるが、しかしながら、累積投資額は1000万円以上も少なくて済む。これは時間の効果である。
投資できる金額が少なくても悲観したり諦めたりすることはない。時間を味方につければよいのだ

ちょっと堅実・具体的に考えてみる。
毎年60万円を投資し、年平均利回り6%で運用できると、42年目に1億円を超える。新入社員のときに始めると定年過ぎた頃に1億円貯まる計算だ。

たとえば、確定拠出年金や積立NISAなどを活用し、新入社員は老後に向けて月2~5万円程貯蓄を始めることを半ば強制的に仕組み化するなどの取り組みが50年後の日本人を救うかもしれない。

外国株ならコスト(販売手数料、信託報酬)の低い投資信託で、世界平均値を追うタイプか、または成長を見込んで新興国または新興地域(アジア、アセアン、アフリカ、南米など)を対象にしたタイプに積立長期投資というのが一つの手だろうと思う。

自分だけでなく、その投資哲学を子、孫・・・と引き継いでいけば(相続時に半分税金取られるにしても)、一族安泰かもしれない。

投資の力を生かせば、億万長者になれる気がしてくる。
特に若い人はこれから30年、40年、50年と時間があるならその期間を戦略をもって、資産運用することで将来の生活に大きな違いが生じるだろう

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